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芸術家は悪魔じゃない

「危険」のことを特別に考えている人って、どれくらいいるのかな。幼い頃の体験や思い込みみたいなのが、「食欲」と結びついちゃうことも、確かにありうる話だよね。
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悲しそうに体操する君と履きつぶした靴

富士には月見草がよく似合うと、名セリフを残したのは作家の太宰治だ。
彼は、バスに乗り、御坂を越えて、現在の甲府まで向かっていた。
そこでたまたま一緒に乗ったお婆さんが「あら、月見草」と独り言を言う。
そこで、振り向いた太宰の視界に映ったのが、月見草、と、大きな裾野をもつ富士山であった。
富岳百景のこの話は、富士を理解するときに欠かせない。
多くの芸術に出てくる、3776mの名山だ。
どの角度から見ても同じく、整った形をしているために、八面玲瓏という言葉が似合うと言われる。
そうかもしれない。
私が特に好きなのは、中央高速道路から見る名峰富士だ。

雲が多い日曜の朝にビールを
御盆が近づいて、「とうろう」などの行事がほど近くで実行されている。
近郊の観光施設では、竹や和紙で作成されたとうろうが置かれていた。
ほど近くのイベント会場では、夜更けには電気の照明はついてなくて、ろうそくの照明だけなのは、大変素敵だった。
竹やすだれに囲まれてキャンドルが光っていて、きめ細かい灯りになっていた。
温和な灯火があたりの樹々を照射していてめっちゃ美しかった。

目を閉じて走る家族とわたし

過去にかなり太っていた時期に、絶対欠かさなかったのがシュガートーストだ。
酷い時は、夜ごはんの終わりに2枚くらい食べていた記憶もある。
さらに同じ時期に、ハッシュドポテトにまで取りつかれてしまい巨大化の世界へまっしぐらだった自分。
挑戦した痩身法がめちゃくちゃなものばかりだ。
例を挙げると、スープダイエット。
これは2週間程おんなじスープだけで生きるダイエットだ。
仕事場にまで水筒に作って持ち運んだという徹底さ。
それに断念して、枝豆を夕食に置き換えるという痩身法。
それは、今では無理。
その後、3年ほどで食事を変えると、あっという間に半分くらいに。
とにかくコツコツとするのが一番。

怒って叫ぶ兄弟と濡れたTシャツ
少し前まで、社員として多くの人に囲まれて雇われていた。
だけど、何年かすると、大勢で共に何かをするというのが向かないと痛感した。
拘束時間が時間が長い上に、チームで進めるので、仕方のない事だが、噂話がしょっちゅう。
噂話を聞きたいと思えば世渡り上手になれるのかもしれない。
どう考えても、本人の自由では?としか思えないのだ。
そして、ペースがスローな人に合わせるという努力ができない、早い人についていけない。
普通は、努力不足!と思うかもしれないが、家族には運命なのだと言われた。

薄暗い大安の午前に食事を

その上客は、だいたい日本人という状態だったので、その雰囲気にも驚いた。
しかもお客様は、ほぼ日本からの観光客という状態だったので、その不思議な光景にもびっくりした。
実は、韓国の美容液などは肌が喜ぶ成分が豊富に使用されているらしい。
もちろん、美容グッズにも感動はあったけれど店番の人の日本語能力にも素晴らしいと思った。
日常生活程度なのかもしれないが、日本語が支障なく話せている。
私は、旅行のために勉強した韓国語を使うチャンスだと思い向かった韓国だけど、最後まで話すことはなかった。
ネイティブと話すことによって、努力すれば外国語をマスターできるということを知らされた旅行だった。

泣きながら泳ぐ友達と暑い日差し
泊まりに行きたくて仕方がなかった場所、と言うのは静岡の真鶴。
それを知ったのは真鶴という題名の川上弘美の小説。
今でも、私の未完成な感覚では、まだ深い感心はしていない。
だけど、表される真鶴半島の雰囲気が好きで、まだ見ぬ真鶴に行きたいと思っていた。
静岡県熱海市と、神奈川県との中間に位置する所が真鶴半島。
突端が真鶴岬。
岬の先、海上に見えているのは三ツ岩という岩が3つ。
一番大きな石の上には鳥居としめ縄があって潮が引くと歩いて渡れる。
思いかなって、実際の光景を見に行くことができた。
私のライカの一眼の中には、真鶴の写真がいっぱい。
宿のおばさんに真鶴が好きだと話すと喜んでくれた。

息絶え絶えで叫ぶ子供とぬるいビール

かなり昔の学生時代、観賞した作品が、「ビフォアサンライズ」というもので、邦題は「恋人までの距離」だ。
親戚のお姉さんに、「とてもいい作品」と勧められた映画だ。
列車内で偶然出会ったアメリカ人の、イーサン・ホーク演じるジェシーと、フランス出身のセリーヌで、ちょっとだけオーストリアのウィーンを旅するストーリー。
この話の構成の面白い所は、ここぞとばかりの事態とか盛り上がりが組まれていない部分。
出会ってすぐという一組の男女は、愛すること、それに、世の中などに関して永遠と語り合う。
その時高校生だった私は、経験不足で子どもで、なんとなく見過ごしたストーリーだった。
時がたち、昨日、偶然ツタヤで見つけて、懐かしく思い借りて、観賞したところ大いに感動してしまったのだ。
好きなシーンは、レコードショップで、KATH BLOOMのCOME HEREを聞きながら、視線を投げあってしまう部分。
ジェシーとセリーヌの帰国の際、つまり、別れ際、そこでクライマックスを迎える。
見た時はわからなかったこの内容、時間をおいて見ると、ちょっと違う見方ができると思う。
その感覚を味わった後、2人がレコードショップで聞いていたALBUMを、アイチューンより探して聞いている。

喜んでお喋りするあいつと横殴りの雪
夏休みも2週間くらい過ぎた頃の日暮れ前。
「カンけり」で鬼をしている少年は、とてもお腹をすかせていた。
捕まえても捕まえても、カンを蹴られて捕まえた友達が逃げるので、もう本日の缶蹴りは終わらないんじゃないかと途方にくれていた。
へとへとにつかれて家に帰ると、扉を開けた瞬間に今日の夕飯が判明した。
とても美味しそうなカレーの香りに、少年は「やった!」と小さく叫んだ。

ノリノリでお喋りする母さんとよく冷えたビール

「今夜はカレーよ。」
少年はお母さんのその言葉を耳にした途端、思わずガッツポーズをとった。
少年は学校から帰って、扇風機にあたりながらテレビを見ていたところだった。
今日は西日が暑い。
窓際では風鈴が思い出したようにチリリンと音を立てていた。
アニメチャンネルでは、昔の懐かしいアニメを放映していた。
今日のアニメは「一休さん」だ。
一休さんみたいに聡明な少年がいたら、テストなんてちょちょいのちょいなんだろうな、と少年は感心していた。
しかし、コトコト煮える鍋からカレーの匂いがにおって来たとき、少年は一休さんのことなんて頭から吹っ飛んでいた。

雹が降った土曜の早朝にシャワーを
手に入れた生地で、幼稚園に行くひとり娘の園からの指定の袋を裁縫しなくてはならない。
私ではなく家内が裁縫するのだが、俺もしたくないわけではないので、進みが悪いようだったらいっしょにしようと考えている。
持っていくものを入れる袋が幼稚園に通い始めるのに必要らしい。
ミシンも遅ればせながら手に入った。
使いごこちもみてみようと思う。

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