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芸術家は悪魔じゃない

「職人」のこと嫌いかな?好きかな?さまざま思いがあるかもわかんないけど、あながち悪いものではないんじゃないかな、「蜃気楼」って。そう考えたりしない?
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のめり込んで体操する姉妹と草原

人それぞれに、好きなものや気になるものが存在すると思うけれど、どんなものかリサーチするのが大好き。
友達に質問してみると、まとまったお金、良い生地の洋服、恋人のことが好きで仕方ないとの事。
その上、男の人の血管の見える腕。
それと、ドイツ語の巻き舌。
自分には不明。
屋台のリンゴ飴、肌に直接ニット、アバクロの香水、ハスキーボイスの若い人が好きだと、言ってみた。
もちろん意味不明だと言われた。
まさにこれが、フェチという部類らしい。

悲しそうに歌う兄弟と飛行機雲
此の程、フィクションを読みあさることはわずかになったが、昔に北方謙三版の水滸伝に心酔していた。
別な水滸伝を軽く見た時は、退屈な内容で、魅了されなかったが、北方謙三版の水滸伝を読みとおしたときは、心酔し、読み進めるのが止まらなかった。
会社の休憩中や帰ってからの食事中、湯船の中でも読みとおして、1日一冊ずつ読みあさっていた。
キャラクターが血が通っていて、雄々しい登場キャラクターがめちゃめちゃいっぱいで、そこにわれを忘れるほどはまっていた。

雲が多い平日の午後に椅子に座る

とある寒い日の午後、少年はお母さんからお使いをたのまれて、白菜とねぎと豚肉を買いにいく途中だった。
少年はひそかに嬉しかった。
今日はおなべだ!わーい!…と。
しかし、彼への試練はその後すぐ起きた。
なんと、ズボンのポッケに入れていたお使い用の千円札2枚が、どこにも無いのだ!
少年はスーパーマーケットのレジの行列に並ぶ前に、大丈夫だよね、とズボンのポケットに手を入れて確かめてみたのだ。
そしてその瞬間、お金が無くなっているのを知ったのだ。
怒られるのを覚悟して、少年はしかたなく手ぶらで家に帰ることにした。
これからは、お金は靴の中か靴下の中に入れることにしよう。
少年は涙をこらえつつ、そう心に決めた。

風の無い火曜の午後に目を閉じて
何年か前の夏の真っただ中、ガンガン冷やした部屋の中で冷たいドリンクをしょっちゅう飲んでいた。
私はまれに熱中症にかかっていたので、水分を取るのが大事だと思ったからだ。
クーラーの効いた室内で、キャミソール、さらにレモンティーにハーゲンダッツなどなど。
なので、快適だと思っていた夏。
だけど、寒くなって、前年度よりももっと冷えを感じることが増えた。
外で過ごす仕事がしょっちゅうだったこともあるが、体が冷えすぎてなるべく部屋から出れないという状況。
なので、きっと、真夏の生活習慣はその年の冬の冷えにもつながると思っている。
たくさん栄養を取り、偏りの少ない生活を送るのが懸命だと思う。

騒がしくダンスする友達とよく冷えたビール

子供のころよりNHK教育テレビを視聴することがたくさん多くなった。
昔は、両親や叔母が見ていたら、民放の番組が見たいのにと考えていたが、近頃は、NHKも見る。
かたくないものがとっても少ないと考えていたのだけども、最近は、若者向きのものも増えたと思う。
それとともに、バラエティ以外の番組も好んで見るようになった。
それから、攻撃的でないものや息子に悪影響がたいそう少ない内容のものがNHKは多いので、子供がいる今は見やすい。
NHK以外では、アンパンマンですらとても暴力的に見える。
毎週殴って終わりだから、子供も真似するようになってしまった。

泣きながら走る姉ちゃんと擦り切れたミサンガ
家の庭でハンモックに揺られ、気持ちの良いそよ風に吹かれるのを楽しむ、休日の夕暮れの事。
空には少し気の早い月が瞬いていた。少年は、うちのネコが「ギャニャァッ!」という凄まじい声に仰天して、ハンモックから下に落ちてしまった。
よく見てみると、ネコはヘビと対峙し、背中の毛をおっ立てて叫びながら牽制していた。
ヘビはそう大きくはなく、毒も持っていないっぽかったので、少年は小枝で追っ払い、猫を抱きかかえてもう一度ハンモックに寝転がった。
少年は、ネコの頭を撫でながらお腹の上で寝かせ、空を見上げてからまぶたを閉じた。

気持ち良さそうに泳ぐ君と突風

昔、体の調子が悪い上に、栄養バランスの悪い食事と、眠りの中身が変だったので、吹き出物が多くなった。
このままじゃヤダと思って、生活習慣を送り、肌ケアに良い事をしようと周りの意見を聞いた。
すると崇拝されていたのが、ニチレイアセロラドリンクだ。
いまだにほぼ毎日飲む。
レモンよりもCがごっそり入っているらしい。
コンディションと美はやっぱり果物から出来上がるのかもしれない。

夢中で踊る姉ちゃんとよく冷えたビール
少年はとてもお腹が空いていた。
あと数日で夏休みという時期、学校からトボトボと帰宅している時だった。
蝉はもう騒がしく鳴いている。
日差しは強く、夕方でもまだまだ太陽は高かった。
少年は汗を手でぬぐいながら一人で歩いていた。
友達と一緒に下校するのがほとんどだけど、今日は大変お腹が減っていたから、とっとと帰って何かを食べたかった。
少年が狙っているのは、昨晩のカレーの残り。
昨夜のカレーは、たしか鍋にいくらか残っていた気がする。
ご飯だってたぶん、余りが冷蔵庫にあるはず。
少年はカレーを食べる自分を思い浮かべて、足早に家へ向かった。
すると体中に、汗がいっそう流れてきた。

曇っている金曜の朝は歩いてみる

少年は夜中の3時に起きてしまった。
夏休みもすでに1週間くらいたった夏の夜だった。
暑くて寝苦しくて熟睡できなかったのだろう。
せんぷうきはぬるい風しか送ってこず、全然涼しくならない。

寝れないし、お腹も空いたので、少年は大好きなカレーを作ろうと思った。
冷蔵庫を漁り、肉と野菜を切りそろえ、調理を始めた。
夜が明けるころには、少年の家からは、芳ばしいカレーの匂いがしてきた。

寒い休日の午後は昔を思い出す
セミ鳴き声も聞こえなくなった夏の夜。
少年は家の縁側に座って、スイカを食べていた。
西瓜をかじってはタネを庭に向かって吐き出していると、ときどき種が飛ばずに、自分の体に落ちる時もあった。
横に置いているかとり線香の匂いと、風の吹かない暑い夜、それとスイカの味。
少年はそれぞれを感じながら、残りの夏休みはどんなことして遊ぼうかな、と考えていた。

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